1955-07-11 第22回国会 衆議院 法務委員会 第34号
○寺中政府委員 青少年に不良な影響を与えます出版物、また映画の問題もございますが、そういう問題につきまして青少年問題協議会を中心に、文部省もその一員に加わりまして研究をいたしてきました結果、一応の結論を得まして、つまりこれには広い意味の国民的啓蒙運動を必要とするということと、積極的な、優良な出版物、優良映画の推薦というような面で努力することと、業者の自粛を促すというこの三つの方針をもって今後大いにやっていくつもりでありますが
○寺中政府委員 青少年に不良な影響を与えます出版物、また映画の問題もございますが、そういう問題につきまして青少年問題協議会を中心に、文部省もその一員に加わりまして研究をいたしてきました結果、一応の結論を得まして、つまりこれには広い意味の国民的啓蒙運動を必要とするということと、積極的な、優良な出版物、優良映画の推薦というような面で努力することと、業者の自粛を促すというこの三つの方針をもって今後大いにやっていくつもりでありますが
○寺中政府委員 性教育につきましては、私どもの方ではこれを純潔教育という名前で、単に性知識の教育ということのみならず、もっと広い意味で、道徳あるいは生活というものの全体を包摂した純潔教育ということで数年前からずいぶん委員会におきまして研究をいたしまして、ことしの三月十八日に結論を得まして、純潔教育の進め方という純潔教育審議会の答申を得た次第であります。これによりまして純潔教育を行う場合のいわば一種の
○寺中政府委員 松元問題に関しましては、その起りました原因につきましてはいろいろの問題が包摂されていると思うのでありますが、文部省の教育のやり方について多少とも責任がないということは言えないと思いますけれども、私どもといたしましては、学校教育、社会教育の面におきましてそういうことの起らないようなことの注意を日ごろ十分にやってきたつもりでおる次第でございます。
○寺中政府委員 ただいまの御質問のようなことを実は考えておるのでありまして、いわゆる資格付与講習ということでなくして、つまり実務講習というような意味でもって、本年度の予算の中にも金額は十万七千円ぐらいのものでありますが、年に一、二回くらいの実務講習をやりまして、それによって実力を高めるための機会が与えられるようにいたしたいと考えております。
○寺中政府委員 ただいま申しましたように暫定資格者の大部分というものがすでに講習を終えたのでありますが、その他の者は大体いろいろ交通的にも不便な場所にある博物館の職員でありますとか、あるいは博物館の職員も日々非常に忙しい仕事に専念をいたしておりますので、講習のために一カ月なり三カ月なり抜けますと実務上博物館の事業が停止をしてしまうというような事情で、この講習に出るということが非常に困難な者もあるわけであります
○寺中政府委員 このたびの博物館法の改正の要旨は、お話がありましたように学芸員の資格につきまして、従来講習によりまして資格を与えておりましたのをやめまして、認定制度にするわけでありますが、それによって学力が低下しないという実はある程度の自信を持ちましてこの改正をいたしたいと考えておる次第であります。それは、昭和二十六年に博物館法が出ました当時、学芸員の暫定資格者が四百七十四名ございまして、その後三年間
○政府委員(寺中作雄君) 別に理由があったわけではありませんが、例として三つだけ申し上げたので、次には熊本県という予定になっております。
○政府委員(寺中作雄君) 国民体育大会は、昨年でちょうどブロックを一通り回ったわけでありまして、ことしから新しく県単位で神奈川県、兵庫県、静岡県というような順序に開催するという一応の見通しが立っております。
○政府委員(寺中作雄君) その点お話しのように、設備は必ずしも完全にいっているということはございませんけれども、公民館の性格からいたしまして、地方の財力というもので自主的に育てるというようなことになっております関係もありまして、財政の一般方針に従って節約を受けたということで、大へん私としましても非常に残念でありますが、その程度で一応了承しているような次第でございます。
○政府委員(寺中作雄君) 公民館の補助は、公民館の奨励をいたしましてから約十年くらいになるわけですが、最初は運営費補助でいたしておりましたけれども、昨年から設備補助といたしたわけでございまして、それはつまり公民館は民間の自主的な財政によってまかなっていくということが一応本体になっておりまして、その力でもって今日まで育って参りましたが、運営の経費に関しては地方の力でやってもらうのでありますが、相当公民館
○政府委員(寺中作雄君) 公民館の経費は多少減額されましたことは、私ども非常に遺憾でございますが、財政の関係でいわゆる節約を受けた部分についての減額をこうむった次第でございます。
○政府委員(寺中作雄君) この社会教育法が出ましてから三十館ふえております。それから終戦後七十館ふえております。過去一カ年間の資料は今ちょっとここに持ち合せございません。
○政府委員(寺中作雄君) それもできればそういうふうにいたしたいのでありますが、現在もその場合にはほとんど一人五円くらいでありますから、ほんの整理費ということであります。しかしこれも全然取らない方が理想でもありますので、その点は一つ財政的な面からも考慮いたしまして、できることならばそういうふうにいたすように努力いたしたいと思います。
○政府委員(寺中作雄君) 第一に博物館は動物園等、いわばちょっと博物館の本町から離れたものを除いて、どれくらいの入館者があるかという御質問でございますが、全体として千五百万人くらいありますが、一館平均にいたしますと、大体普通の博物館で年間平均六万人くらいでございます。でありますから一日二百人くらいということになるわけでありますが、これはまあ平均でありまして、現実東京の博物館等は非常なもので、国立博物館
○政府委員(寺中作雄君) 京都の博物館は、これは文化財保護委員会の管轄でございまして、私の方はちょっと所管が違うものですから、その点伺っていないのであります。
○政府委員(寺中作雄君) 大体仰せのような考えでございますが、つまり三年間の講習をやりまして、大体講習員の大部分が講習を終ったわけで、その他の者は講習の関係と、あるいは博物館の実務の関係で一ヵ月も三カ月も東京に出て講習を受ければ博物館の仕事ができないというような状況もありますし、一方講習をやることによりまして博物館学芸員のいい者がそれぞれ博物館に勤務し、いい影響を受けたことによって他の者も相当標準も
○政府委員(寺中作雄君) 前回の御質問に有料博物館におきまして大体年間にどれくらいの入場料収入があるものかというふうなことについての御質問がございました。その際大体一日二百万円くらいの収入と思っているということを説明したのでありますが、これは一日の平均の収入のことを申し上げましたので、全国の全体の入館料の調査につきましてはその後実態調査によりまして出しました数字を申し上げたいと思うのでありますが、この
○寺中政府委員 御意見の通り十分その点を考慮いたしまして、そういう問題に対処していきたいと思います。 ―――――――――――――
○寺中政府委員 受胎調節運動を大きく展開するということになります場合には、お話のように道徳教育というものと十分並行してやる必要があると考えております。
○寺中政府委員 ただいま文部大臣から博物館法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして御説明申し上げましたが、私から多少これを補足いたしまして改正要旨について御説明申し上げたいと存じます。 この改正案の最も重要な点は従来の学芸員資格附与講習の制度を文部大臣の認定の制度に改めようとすることであります。 現行法におきましては、学芸員の資格取得の方法は、大学において博物館に関する科目を修得する方法と
○政府委員(寺中作雄君) ただいまちょっとそのことにも触れた次第でございますが、単に館内で縦覧させて即物教育をするというのみならず、進んで外にまで出かけて、あるいはへんぴな村に行って、そうして博物館の器材を利用いたしました一種の講習会というようなものを開きますとか、あるいは自動車でもって巡回博物館を実施するとか、また、館内におきまして、ただ陳列品の陳列しっ放しということではなくして、職員が付きまして
○政府委員(寺中作雄君) 御承知のように博物館法がしかれまして、博物館に関する補助の途が開けたわけでございますが、これは博物館の設備を補助するという関係でございますので、博物館に必要ないろいろの器具類、たとえば視聴覚関係の器材であるとか、あるいはその他ケースであるとか、あるいは戸棚数であるとかいうような、そういうようなものが年々相当に要るわけでありますから、それに対して大へん僅少ではありますけれども
○政府委員(寺中作雄君) お話のように博物館法ができましてから博物館に関する活動は非常に活発になりまして、大体戦後におきまして設立されました博物館の数は昭和二十八年の十二月三日現在におきまして七十館を数えております。これは戦後にできました博物館でございます。現在大体二百一館でございますが、従来は非常に規模の小さいまた村でごく小規模にやっておるというようなものが多かったのでありますが、現在は全市町村の
○政府委員(寺中作雄君) このたび提出いたしました博物館法の一部を改正する法律案の提案理由につきまして、ただいま政務次官から説明がございましたが、私から多少これを補足して改正要旨について御説明申し上げます。 この改正案の最も重要な点は従来の学芸員資格附与講習の制度を文部大臣の認定の制度に改めようとするものであります。 現行法においては、学芸員の資格取得の方法は、大学において博物館に関する科目を修得
○寺中政府委員 人身売買の問題から発展いたしまして、社会風潮矯正に関して社会教育としての対策について御質問があった次第でございますが、われわれといたしましても、社会教育の全機能をあげましてそういう問題に当りたいと考えている次第であります。予算面でどう考えるかということでございますが、社会教育につきましては私どもも非常に残念に思っておりますけれども、予算的には十分の配慮がなされていないのであります。昭和三十年度
○寺中政府委員 最近人身売買問題、その他おもしろくない問題が各地に起りまして、これは社会の風潮として非常に遺憾な問題であると考えております。鹿児島に起りました事件につきましては、文部省としても一応ある程度の、文部省としてでき得る調査をいたしたのでございまして、これについては、初中教育局の方でこまかい資料を持っておる次第であります。 これに対する対策ということになりますと、私の気持といたしましては、
○寺中政府委員 各都道府県におきましても、衣食住の改善というような意味で、あるいは迷信の打破であるとか、あるいは封建的な冠婚葬祭の制度の改善であるとか、いろいろ多岐にわたる運動をいたしておるのでありまして、相当活発に行われておるものといたしましても、二十数府県くらいのものが予算をとりまして相当の運動をいたしております。これは地方自治との関係におきまして、あるいは村づくり連動というような形式で行われておるところもございますし
○寺中政府委員 新生活運動の具体的計画につきましては、大臣がただいまお答えになった通りでございます。いろいろな方面における計画の申し入れ等につきましては、公式には別に受けておりません。ただ現在いろいろ各地方の府県において、あるいは各自主的な団体におきまして、私の方ではこういう新生活運動の計画をもってやっておるというような現状の報告につきましては、私の方でも相当調査をいたしておりまして、もしそういうものが
○寺中政府委員 ただいま本国会におきまして売春取締法案ができまして、そうして処罰中心に考えておられるということでありまして、そのことは私も伺つておる次第でありますが、ただいま御指摘になりましたように、処罰ということと同時にその背後にあるさらにもつと重大な問題として、従来そういう職に携わつておりました婦女を救い、またそれらの者の考え方を善導するという仕事、すなわち福祉施設の問題と教育施設の問題、これが
○寺中政府委員 この売春問題に関連いたしまして、青少年の純潔教育問題、あるいはさらに広く風紀対策の問題というものは、非常に重要な問題として、私どもも非常に痛切に感じておるのでありまして、ただいまお話がありました点は、まつたく同感に存じておる次第でございます。この純潔教育の問題に関しましては、私ども終戦直後から非常に重大な問題として取上げまして、従来純潔教育というような問題は、教育問題として取上げることが
○寺中政府委員 売春対策協議会の関係におきまして、次官が委員になつておりますと同時に、私が幹事という役目でこれに出席をいたしておる次第でございます。協議会が今まで何回か開催されましたが、次官あるいは私が必ずこれに出席するようにいたしておりまして、会議の内容につきましても常に連絡をいたしておる次第であります。 現在のところ協議会において行われております議論は、根本方針といたしまして、売淫者を取締るといいますか
○政府委員(寺中作雄君) この青年学級は、もともと学校に行けない青年の非常な向学的な熱意によりまして自主的に発生したものでありまして、従来補助がなかつた時期におきましても、まあ青年がポケット・マネーを集めて、お互いに相寄つて勉強する形で発生をして参つたのでありますが、そういうことが国家的見地から見ましても大いに奨励すべきものであるという意味におきまして、補助金を出すということを昨年からやつておるわけでございます
○政府委員(寺中作雄君) 青年学級の運営費の単価でございますが、御指摘のように決して十分とは考えないのでありますが、もともとこの社会教育の施設でありますので、市町村の公費を以て相当額を町村の自主的な青年教育の熱意によつてやつているのでありまして、それを補助、奨励するという意味でございまして、本年度の補助金から、大体必要経費の四分の一というような基準で補助をするという形になつているのであります。財政のいろいろむずかしい
○寺中政府委員 この機械の譲渡でありまするが、これに上映をいたしますフイルムは、現在ではほとんど日本のものが根幹になつておりまして、パーセンテージで行きますと、約四分の三は日本のフイルムを使つておるのでありまして、アメリカ側からは今後ほとんどフイルムの補給がないというような事情にもなつておりますので、そういう意味で、今後は日本でこれを社会教育の向上のために使つてもらいたいという意味もありまして、譲渡
○寺中政府委員 これは英語の方の文にはアグリーメントという言葉になつておりますが、これは日本語の場合には覚書というようにとつてもいいわけでございます。要するに文部省といたしましては、社会教育のために必要な物品を調達したり、あるいは寄付を受けたりする権能を持つておるわけでありますから、その権限の範囲内におきましてこれを受取つたというような関係になつておるのであります。
○寺中政府委員 アメリカ政府からナトコ映写機千三万台、その他この映写機に関する資材を譲渡されたのでありますが、その際にアメリカ大使館の文化交換局長と文書を交換いたしたのでございます。これはいわばアメリカとの譲渡の覚書というような性質のものでございまして、もともとこれは昭和二十四年の三月から、いろいろ社会教育のために利用してもらいたいという意味で、このナトコ映写機千三百台の無償貸与を受けておるわけであります
○寺中政府委員 能の芸術は非常に大切な、りつぱなものであることは、私どもも十分承知しているのでありまして、ぜひこれは奨励をはかりたいと思うのでありますが、現在芸術祭の一つの部門といたしまして、必ず能の公開に対しまして、ごく少額でありますが、補助をいたしまして、少額の入場料で国民に親しんでいただくということをやつている次第でございます。その他あらゆる機会、いろいろ上演というような形で、できるだけ国民に
○寺中政府委員 外国でもみな国立劇場を持つております点から考えましても、日本といたしまして、文化日本を建設するためにぜひ国立劇場を得たいと考えておるのでありまして、毎年予算の要求だけは出しておるのでありますが、財政の関係でまだ思いを遂げていないような関係になつております。これは、ぜひとも文部委員会の御協力を得まして、将来は実現をいたしたい。今お話がありましたように、一橋大学の付属館である一橋講堂を、
○寺中政府委員 竹尾委員から、近代美術館の業績につきましておほめの言葉をいただきまして、たいへんありがたく存じておるものの一人でございます。おつしやいます通り、近代美術館は相当の業績をあげておるのでありますが、予算的に見ますと、なお相当不十分な点があるのでありまして、私どもも将来ますます努力いたしまして、これが大いに推進をいたしたいと思つております。
○寺中政府委員 婦人教育のための経費といたしましては、三十三万六千円でありますが、婦人教育としまして、たとえば青年学級あるいは社会学級、その他専門講座、あるいは学校の開放講座というような形で、婦人がいろいろな面で教養の機会を得られるような関係で、数百万円の金が計上されておりますほか、青少年教化の関係では三十七万八千円が計上されております。
○寺中政府委員 売春対策協議会につきましては、文部省も関係官庁としまして協議にあずかつておるのでありますが、これにつきまして文部省といたしましては、婦人がそういう職業に陥らないような精神教育の面を担当することになるのでありまして、そういう意味から婦人教育のための経費、あるいは売春によりまして青少年が下良化する、風紀が乱れるということを防止するための経費を、若干計上しておる次第です。
○寺中政府委員 青年教育のため、また婦人教育のためにできるだけの努力をいたしておるのでありますが、予算的には大体前年度の規模でございまして、そのうち青年学級振興法の関係におきましては、補助率が少し下つた関係で、多少減額されておりますが、前年くらいの仕事はできると考えております。
○政府委員(寺中作雄君) 本法による青年学級とは、只今申しますように、市町村が開設するものを言うのでありますが、会社、工場、その他私立の団体等がやりますものに関しましては、ただ第二十四条によりまして、青年学級類似事業といたしまして、文部大臣或いは教育委員会がこれに指導助言を与えることができるという形になつておるだけでございます。一方法の中には第四条に「青年学級による教育を受けようとする勤労青年に対しては
○政府委員(寺中作雄君) 学校又は公民館が実施機関になることを原則とするということになつておりますが、それ以外のものが実施機関になり、或いは町村以外のものが開設主体になるということは、何らとめるものではありませんし、この法案の建前からいたしまして、ただ、本法に言う青年学級とは市町村が開設するものを言うというだけでありまして、それ以外に青年団或いは工場会社等が青年学級のようなことをやつておるという事態
○政府委員(寺中作雄君) 教科内容としての基準のようなものは別に全然作つてもおりませんし、作る気もありませんが、ただ地方において青年学級をいろいろやつております実例というふうなものを集めまして、こういうふうにやつておるのだということを地方に廻すというようなことは、或いはやる必要があるのじやないかと考えております。
○政府委員(寺中作雄君) お配りいたしました資料の通りでございまして、その一、二にありますように、一は自治庁において計算しております高等学校の基準財政需要額でございまして、これは全日制を含んだ基準財政需要額が百六十八億となつております。それで定時制の分といたしまして特に切離しては計算はいたしておりませんので、その三割五十億というものが定時制のために見込まれておるということが推定されるわけでございます
○政府委員(寺中作雄君) それは定時制につきましては千八百万円の設備補助が予算として計上されておりまするし、青年学級に関しまして約七千三百万円の青年学級補助金が今度の予算に計上をせられており、それの法的根拠を持たせるために青年学級振興法案を提出する、こういうことにいたしている次第であります。
○政府委員(寺中作雄君) 主として定時制高等学校に対する奨励方策として、財政措置の方策として政府が余り努力ができていないということに対するお尋ねと思いますが、この定時制高等学校の経費の主要なる部分は教員給でございますが、これは従来の法律では教員給四割補助ということになつておりまして、それが平衡交付金に切替わるときにすべてその中へ標準需要額を入れまして平衡交付金にいたしたわけでありまして、それを現在の
○政府委員(寺中作雄君) お話のように、勤労青年の教育の方法といたしましては、定時制高等学校の方法がありますほかに、実際の現状といたしまして、青年の自主的学習組織としての青年学級が実情として非常に活撥な活躍をしておるのでありますが、それらを含めた法的措置、或いは改正措置を必要とするという御意見でございますが、この定時制高等学校につきましては、現在これは学校教育法に根拠を置くものでございまして、その財政措置
○寺中政府委員 青年学級の教科書につきましては、別に政府において、それに適するものを編集頒布するというようなことも考えておりません。各青年学級ごとに、その青年学級に即して関係者が編集をするなり、あるいは編集されて売り出されておるものを採択して、これを使うなりするような方法で、教科書を使うことになると思います。
○寺中政府委員 ただいまのお話は、実情に即したやり方といたしまして、まことに適切なる方法であると思うのでありまして、それには地方自治法二百八十四条によりまして、町村は、その事務の一部を共同処理するための一部事務組合をつくりまして、これによりまして、その組合の行います青年学級という形でやります方法が一つ。それからもう一つは、かりに三つの青年学級が、各町村ごとにあるとすれば、これを事実上の合同授業として